ヒト精子・卵子・受精卵を取り扱う研究に関する見解

1984年11月17日

1. 研究の許容範囲
  精子・卵子・受精卵は生殖医学発展のための基礎的研究ならびに不妊症の診断治療の進歩に貢献する目的のための研究に限って取り扱うことができる。
2. 精子・卵子・受精卵の取り扱いに関する条件
  精子・卵子及び受精卵は、提供者の承諾を得たうえ、また、提供者のプライバシーを守って研究に使用することができる。
  1. 非配偶者間における受精現象に関する研究は、その目的を説明し、充分な理解を得た上で、これを行う。
  2. 受精卵は二週間以内に限って、これを研究に用いることができる。
  3. 上記期間内の発生段階にある受精卵は凍結保存することができる。
3. 研究後の処理
  研究に用いた受精卵は、研究後、研究者の責任において、これを法に準じて処理する。
4. 精子・卵子・受精卵の取り扱い者
  ヒト精子・卵子・受精卵を取り扱う責任者は、原則として医師とし、研究協力者は、その研究の重要性を充分認識したものがこれにあたる。
5. 研究の登録報告等
  ヒト精子・卵子・受精卵を取り扱う研究を本学会員が行うに当っては、学会指定の書式に準じてこれを報告する。

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